• MIPS(マルチ・ディレクショナル・インパクト・プロテクション・システム)とは、回転衝撃から頭部への衝撃を減少させるスリップ・プレーン(滑り面)システムのこと。ヘルメット内部に配置された1枚のシートが頭の動きに応じて動くことにより、衝撃から伝達されるエネルギーのスピードを緩め、またその強さを減少させることが目的。


  • 頭が高速に回転し突然停止した時、その回転加速が脳組織に過度の負荷をもたらす場合がある。これらの動きによって伸縮した脳組織は、様々な脳障害を起こす原因になりうる。MIPSは、衝撃からの回転加速に対応するためのシステムである。

  • MIPSは、ヘルメットの内部で動きながら、脳自体の自己組織システムを模倣したスリップ・プレーン(滑り面)システムのこと。ヘルメット内部に配置された1枚の低摩耗シートが頭の動きに応じて動くことにより、衝撃から伝達されるエネルギーのスピードを緩め、またその強さを減少させることが目的。最新の脳科学によれば、もし回転加速にまつわる負荷を減少させられれば、脳障害のリスクや衝撃を減少させることができると言われている。

何よりも大切なこと

1954年の創業以来、BELLは、想定されるあらゆるクラッシュにおけるシナリオに対するプロテクション性能を磨き続けてきた。プロテクションという一つの目的に対して、設計を行うということ。 MIPSは、回転衝撃から頭部への衝撃を減少させるスリップ・プレーン(滑り面)システムのこと。ヘルメット内部に配置された1枚のシートが頭の動きに応じて動くことにより、衝撃から伝達されるエネルギーのスピードを緩め、またその強さを減少させることが目的である。 ヘルメットに求められるプロテクション能力を、さらに高めること。 BELLがMIPSシステムを装備したヘルメットを提供できることは、その一つの誇るべき到達点であり、新たな出発点でもある。

MIPSの魂

スウェーデンの脳科学者ハンス・フォン・ホルスト氏がヘルメットの構造について研究を始めたのは1997年のこと。
ヘルメット技術の進化に貢献する、という目標のもと、スウェーデン王国技術大学の研究員ピーター・ホールディンとパートナーシップを組んだ。その後、ハンス、ピーター他、スウェーデン王立工科大学の生化学分野における3名の専門家たちが加わり、2001年に事業会社であるMIPS ABを創業した。

この会社の特徴は、頭頸部損傷に関する専門的な先端技術と薬用技術を提供できることにある。最先端のデータ分析方法を用いながら、怪我の予測や頭頸部損傷のシミュレーションなども行っている。

MIPS ABの誇る頭頸部損傷に関する先端的かつ重大な知識とは、脳生理学における30年の歴史の積み重ねの結果から生まれたものである。

進化する頭を守る技術。

MIPSをまとったBellのSuper 2、Super 2R、そしてストーカー(※)の詳細をチェックせよ。
※ストーカーMIPSバージョンは日本未展開。